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インタビュー

カウンセラー水沢ありさ先生に 質問に答えていただきました

水沢ありさ先生
見て学ぶ.com代表(ミテマナブドットコム)
ママと子どもの心の通訳士・発達障害コミュニケーション指導者  

■「ママに怒られた…」だけが鮮明に残る

発達障害を持つご家族から寄せられるご相談で最も多いのは、なんですか?

園や小学校での、集団行動やお友だちとの関わり方についてのお悩みです。

ソーシャルスキルの問題ですね。

はい、そうです。
先生方は、子どもに対して冷静に客観的に指導してくれていると思います。
しかし、その場の指導だけでは、ソーシャルスキルはなかなか身につきません。
その一方で、日々の生活で子どもが何回も同じ間違いをしたとき、お母さんが怒らずに冷静に説明できるかというと…「頭ではわかっているけどなかなか…」というのが現実のようです。

もう少し、具体的にお願いします。

危険な行動に「危ない!」と注意しても…。
人への失礼な態度に「謝りなさい!」と促しても…。
子どもには、「何がいけなかったのか」「どうすればいいのか」という肝心な部分ではなく、「ママに怒られた」という結果だけが鮮明に残ってしまうことが多々あるようです。
怒られた記憶だけが積み重なると、自己肯定感の低下につながることがあるので気をつけなければなりません。

■ソーシャル スキルの取り組みとは?

ソーシャルスキルは、どう取り組むのですか?

ソーシャルスキルは、「事前に」「褒めて」伸ばすことが大切です。
子どもの好ましくない行動について「何がいけないのか」「どうすればいいのか」を子どもに理解させるには、事前に、予習をさせるようにサポートをしています。
そして、「良い行動をすると、褒められる!」という経験をたくさん積み上げていきます。

事前の予習がポイントなんですね。

はい、事前に状況を予習しておくことは、子どもにとってだけでなく、お母さんが自分の気持ちをコントロールする上でも大切な要素です。
人はとっさの出来事には上手に対処できません。予め、お母さんも状況を予習して、そのときにお子さまにどんな言葉がけをしたらよいのかをイメージしておくようにアドバイスしています。

何回も同じ間違いをすると、つい手が出てしまう…とか、
怒鳴り散らしてしまうお母さんもいるそうですが?

そうしたお悩みは少なくありません。
そんなときは、毎日少しの時間だけ、ソーシャルスキルDVDを親子で一緒に観るようにお勧めしています。
お子さまと笑顔で穏やかに過ごす時間を増やすことで、怒ることが減るようにトレーニングしてもらっています。

サポートの中には、ペアレンツトレーニングも含まれているのですね。

■二次障害は、どうすれば防げるの?

発達障害の子どもは、いじめの対象になると聞きますが?

残念ながら、園や小学校でお子さまが周りと違うという理由だけでいじめを受けているという相談もたくさん頂きます。
不安・緊張・怒り・被害感などが、常に心につきまとっていることで、自信や、やる気をなくし、できることもできなくなってしまう子どももいます。

ご家族も心配ですね。

お母さん自身も、子どもとの意思疎通が上手くいかないことで、手を上げたり怒鳴ったりしては、自己嫌悪で気分が落ち込んでしまう…という相談もあります。

親子で二次障害に苦しんでいるんですね。

発達障害の子どもにとって、わかっているようでわかっていないことは、親御さんが思っているよりも沢山あるようです。さらに、過去の経験を日常で活かすことが苦手という特性が加わることもあります。

ソーシャルスキルの重要性を感じますね。

その通りです。私たちは、ソーシャルスキルDVDを使って、お子さまが何がわからなくて、どこでつまずいているのかを探し出すようにしています。
そして、くり返しDVDを見せて、備えることで、二次障害を予防できるようにサポートしています。

そんなサポートができるのも、子どもの一人ひとりに担当の専門スタッフが付いているからなんですね。

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■ご家族と協力して開発!切実な思いがたくさん詰まっています

それでは、最後の質問に移らせて頂きます。
ソーシャルスキルのDVD開発には、多くのお母さまが関わったそうですが?

はい、発達障害のお子さまを持つ方々にご協力して頂きました。誰もが「あるある〜!」と思わず口にしてしまうようなシチュエーションを厳選してDVDに収録しました。

基になったのは、ご家族の経験なんですね。

はい、そうです。それに、大人の発達障害の方々の小さい頃の体験談も入っています。(笑)

制作で苦心した点は、なんですか?

子どもたちに、自分の行動が周りをどういう気持ちにさせるかを気づかせ、その行動の「何がいけないのか?」を端的でわかりやすく説明し、更に「どうすればいいのか?」の改善策をテンポよく、飽きさせることなく展開することを心がけました。

ソーシャルスキルDVDで、たくさんの子どもたちが笑顔になれるといいですね。


詳しく知りたいこと、わからないことがありましたら、お気軽にお問合せください。

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